2006年07月06日

長所伸展法理論について

今日は、2番目の経営理論、「長所伸展法理論」について書いてみます。

長所伸展法とは、
「企業や人の長所を見つけ出し、その長所だけに焦点を当て、伸ばし発展させようとする理論」です。この理論は、企業経営に留まらず、各人の処世訓にも応用できるものです。

通常、企業が業績を伸ばす時、その業務の中で弱い部分に力を入れがちですが、この理論はそれを否定します。反対に弱い部分には極力手を加えないで、良い部分得意部分により力を注ぐべきだというのです。

たしかに、この理論の適用並びに応用は、非常に有効性が高いと考えます。

まず、人間の行動心理をうまく捕らえています。自分のことを考えてください。自分の欠点を直したり低めたりするには、非常にストレスがかかり、実際上の結果は余り見るべきものが出ません。このことは、個人の集まりである会社やその他の団体でも同じです。それより自分の好きなこと得意なことをする方が、ストレスが無く、逆に意欲が湧くはずです。会社の場合も売れている商品や評価の高いサービスにより力を入れるほうが楽だし意欲的になるはずです。このような人間心理をこの理論は捉えています。

また、この理論の有効性が高い理由は、人間価値の根本をとらえ、それを踏まえているからだと考えます。近代社会の基礎原理として、個人の尊重があります。この原理は、各人にその個性を認め、その個性を尊重し、発揮してもらう、そして、その結果、社会は調和安定がはかられ、よりよい方向に進んでいくというものでしょう。深読みかもしれませんが、この理論の根底には、人間の価値を尊重するという強固な精神支柱があり、それに基礎を置いているから、経営理論として有効で無理が無いのだと思われるのです。

さて、ここまで難しく考えなくても、この理論は簡単に取り入れることができ、それにより出てくる効果は高いのです。私も各所でその有効性を確かめています。

先生の医院、クリニックが今ひとつ発展しない元気が無いという時は、是非この理論を取り入れてください。必ず効果が出ます。


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