2006年10月01日

診療圏調査(3)S先生のケース2

9月23・26・29・30日と拍手を頂いていました。ありがとうございます。
ちょっと数日間空きました。先日も書いた非常に良い医業承継物件(整形外科標榜)について、承継についての諾否を急いで出さなければならないので、私の独断で診療圏調査をしていました。結果は、1日患者数が200人以上見込める物件です。今日その物件を検討しているS先生と最終の打ち合わせをして、承継をする結論を出しました(今日その相手先の2年間の会計帳簿を見せていただきましたが、診療圏調査を裏付けるように、月額の診療報酬が1,000万円以上でした。)。

稀に見るいい物件です。診療圏内に競合がなく、人口も夜間人口で25,000人を超えます。診療圏外には競合がほとんどなく、上手くやれば1日300人ぐらいの患者数を見込めるでしょう。S先生と早急に開業準備をしましょうと言って、別れてきました(場所は、埼玉県の東武東上線沿線です)。

S先生は、この物件について診療圏調査はいらないと言いましたが、それはちょっと経営者の発想にかけます。確かに、承継前は200人患者さんが来ていましたが、承継してその数字を確保できるか否かは、やはり診療圏調査をする必要があります。私はS先生の依頼がないのに関わらず簡易の調査(診療圏設定、人口動態、1日推定患者数の算出)をして、問題がないので承継の話を進めているのです。

私としては、将来のことを考えて是非診療圏調査をして欲しいのです。しかし、S先生はいらないといいます。まあ、この案件は、失敗がなさそうなので無理強いはしませんでしたが、残念です。将来診療圏調査の実施が必要になるのではないかと思います。

診療圏調査を実施するか否かは、その先生の判断ですが、コンサルタントの役目としては、強くお勧めしたいです。このケースでは、簡易調査をしているので、私もあまり心配していませんが、全く調査をしないで開業するケースもあるようです。これはもう論外です(診療圏調査は、決してコンサルタントの仕事を作るためではないのです)。

次回は、より具体的に説明します。
posted by ハル at 20:34| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 診療圏調査(市場調査)について | 更新情報をチェックする
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