2006年10月04日

診療圏調査(4)

今日は、前回予告した具体的な内容について書きます。まず、診療圏調査の具体的内容ですが、@診療圏を決める作業があります。そして、Aその中の人口動態を調べ、Bその競合(競争相手)の内容を調べ、C推定患者数を出し、D住民からの聞き取り調査をするのです。

通常は、@、A、B、Cをしますが、私は更にDの聞き取り調査(アンケート調査)を必ず実施します。このDをしている調査は、少ないと思います。その診療圏内の住民の声を聴くのは、診療圏の状況把握に必須だと考えるからです。

各項目を詳論します。

@の診療圏の範囲は、その物件の立地により異なります。私は、物件の周辺を実際に回り、道路事情、交通の便、地形、人口の多寡などを見て、範囲を決めます。抽象的には、物件より半径500m〜1kmは都市部、1〜2kmは都市近郊、3km前後は農村としています。そして、単純にその円内とするのではなく、地理的状況(川や丘陵など)、社会的状況(幹線道路、鉄道など)を加味して適切な範囲にします。

この「適切な」という基準の中身は、その物件であれば、どの範囲から患者さんが通院するのが妥当だろうかという観点から考えます。

次回は、Aについて書きます。
posted by ハル at 15:52| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 診療圏調査(市場調査)について | 更新情報をチェックする
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