2006年10月07日

診療圏調査(5)

ハルです、こんにちは。前回の続きです。診療圏調査の調査項目のA人口動態については、次のような内容になります。

T診療圏内の男女別人口、U年齢別人口構成(5歳区分)、V5年間の人口の推移が中心的な調査項目になります。私は、Tの昼間人口を調べるようにしています。これをやっている調査会社が少ないのですが、診療は昼間の時間帯が中心ですからこれは必須です。人口動態は、診療圏を正確に把握して初めて意味を持ってくるので、前回書いた診療圏調査の設定を注意深く行う必要があります。

Bの競合(自院と同じ標榜科目の医院クリニック、病院のこと)については、当たり前の調査項目なので詳しくは書きません。ただ、ここでも私は、実際に各競合に出向きその院内をチェックし、院長先生に面会します。それによりかなり具体的に競合の内容を把握します(この調査内容はかなりの企業秘密なので、これ以上の説明は勘弁してくださいm(__)m)。

Cの推定患者数の算出については、一般に言われるように、厚生労働省が3年毎に出している「患者調査」の中の「受療率」から、自院が標榜する科目に沿う疾病の受療率を選択して、それを合算し、加減して出します(この点については調査会社によりまちまちな取り扱いなので、私は事前にその内容を先生に説明し、理解してもらいます。)。これにより診療圏内の患者数が推定とはいえ出てくるので、その圏内の一種の市場規模が出てきます。したがって、これは大事な調査項目です。その意味で、私は、この数字は慎重に出します。

最後にDの聞き取り調査(アンケート調査)ですが、これは前々回に書いたように、私の診療圏調査の最大の売りです。50〜100人の圏内の住民に直接会い、数項目の聞き取り調査をするのです。これにより各種のことがわかり、この診療圏が良いか悪いか判断できます。この調査はいろいろなノウハウがありますので、今後機会を改めて書きます。

以上が、調査の項目です。読んでわかると思いますが、実際に診療圏に足を運び各種の調査をしますので、この調査により私は診療圏の具体的状況をほぼ正確に把握しますので、開業する先生には自信を持ってその診療圏の優劣や状況を説明できます。
posted by ハル at 18:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 診療圏調査(市場調査)について | 更新情報をチェックする
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