今日は、数人の先生方からメールが来ました。整形外科、耳鼻科、内科の先生達です。この先生達のメールの中身は、いずれも「開業を考えていますが、色々と悩んでいます、その事についてハルさんはどう考えますか?」という趣旨のメールでした。
特に、3者に共通の点は、開業した方がいいのか?今のままの方がいいのか?という点で悩んでいることです。私の立場からすれば、「開業準備のポイントを押さえれば、そう大きな失敗はないので、できるだけ早いうちに開業すべきです」となります。(でないと、仕事になりませんし、本当にそう考えているからです(^^ゞ
しかし、最近は、そうそう開業する事ばかりが良いとは考えていないので、「開業は慎重に考えた後、行動に移して下さい」と言うことにしています。
そもそも開業は、昔と違い厳しい環境にあります。競争は激化し、患者さんの眼は厳しく、診療報酬はますます抑制気味です。そんな中、たくさんの金と時間と体力と気力を尽くして、開業にこれからの人生をかけるのです。したがって、私も手放しで開業はお勧めできません。
強いて勧めるとすれば、強い開業の意志(意欲)がある場合です。それがあれば、私も的確なコンサルティングができます。しかし、もし、強い開業の意志がない場合は、開業はもう少し時間をかけて考えられた方が無難です。
その事を踏まえた上で、昨日・今日紹介した勤務医への選択も決して悪い選択ではありません。
2007年01月22日
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