2007年02月14日

開業準備講座(1)

2月10日にご案内した通り、開業準備に於いて最重要の3点の中で「開業の基本構想の策定をすること」から、この講座を始めていきます。「開業の基本構想を策定すること」とは、簡単に言えば「どんな医院、クリニック(法的には『診療所』と呼ばれます)を創っていくのかを明確にすること」です。具体的には、「自分は自院でどんな医療サービスをいていくのか」そのためには「どれぐらいの規模でどんな内容を持った診療所」を「どれぐらいの資金を使って」実現するのか、を言います。これらの点を具体的にイメージするのです。

このイメージ(基本構想)を持つことが、開業準備を進める上では重要です。なぜなら、このイメージが開業準備の諸作業を進める上で各種の指針となり判断基準になるからです

そして、そのイメージは、具体的かつ詳細であればあるほどいいと思います。例えば、「どんな医療サービスをしていくのか」と言う点については、「内科一般を広く診ていくが、自分の得意分野である内視鏡を使った消化器の疾患診断を売り物にしていく。その内視鏡はできるだけ苦痛が無く短時間で正確に診断できる最新のものを導入する」。また「循環器の疾患発見には力を注ぎ、そのために基幹病院や大学病院と素早くかつ無駄の無い病診連携を取り、速やかな疾患発見に努め、発見後の治療指針を的確に提案していく」等々です。

この基本構想の策定は、練れば練るほどいいと思います。なぜなら、この部分が住民から受け入れられる良いサービス内容を持ったものであれば、医院、クリニックの経営は短期間で安定し発展していくからです。この点を煮詰めていないと結果として、評価の低い発展の遅い医院、クリニックになると考えます。



posted by ハル at 07:42| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 開業準備全般について | 更新情報をチェックする
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