2007年05月01日

診療圏調査書の読み方講座3

今日は、「競合調査」について書きます。競合調査とは、自院の診療サービス提供に直接競争的立場に立つ医療機関(これを競合と呼びます)の内容を調べることを言います。これを何故調べる必要があるかというと、自院の開業に影響がないか、影響があるとして、どんな影響を及ぼすのか?を知るためです。

開業すると、自院は否応なく限られた患者さんを競合と取り合う関係に立ちます。したがって、開業を存続させ、発展させるためには、競合をよく知り、その競合より患者獲得上優位に立つ必要があるのです。そのための調査です。

調査内容は、@競合の立地・規模、A院長のプロフィール、Bスタッフの内容、C競合の評判・繁盛度を中心に調べます。

この競合調査上のポイントは、実際に競合を実地検分することです。私は、その競合に実際に足を運び調べます。単に、机上の資料(住民基本台帳、国勢調査資料、医籍録等)のみの調査にとどめません。余りこの点については詳細を書きたくないのですが(これは企業秘密ですから)、ちょっとだけ披露します。

まず、競合施設の写真を撮り、院内に入り様子を見ます。いわゆる覆面調査と言うやつですね。そして、受付のスタッフと話をし、院長先生に会わせてもらいます。院長先生とは、いくつかの話をして、そのお人柄や考え方をみていきます。他の診療圏調査をする会社や人は、ここまでしないでしょう。しかし、私は、これが大事だと思っています。(どうやって院長先生に会って話をするか?ですが、それは企業秘密です。もちろん、診療圏調査に来ました。なんては言いはしません(^^ゞ。 )

確かに、競合に対して過度に神経質になる必要はありませんが、やはり医院クリニックも自由競争の体制にいるのですから、競争相手を最低限理解することは、必要だと考えます。競争相手を知って、開業方針を的確に練りあげる事は有益だと考えます。
posted by ハル at 15:10| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 診療圏調査(市場調査)について | 更新情報をチェックする
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