2007年05月10日

診療圏調査書の読み方講座4

今日は、「受療率」と「推定患者数」について書きます。「受療率」とは、推計患者数を人口で除して人口10万対で表した数です(厚生労働省ホームページより)。解りやすく言えば、類型別に分類された疾患が、対10万人においてどれぐらいの比率で認められるのか?という意味です。これは、厚生労働省が3年毎に全国的に行う患者調査の中の調査項目です。

この数字を使うことにより、診療圏内の類型別疾患数が推定できます。これが「推計患者数」です。

要するに、受療率及び推計患者数は、統計理論をベースに一定の疾患を対人口数で数値的に表したものです。これを利用することにより、開業するにあたり、ある程度の精度で診療圏内の患者数を推測できるのです。これは大きな指標となります。

ただ、注意すべきは疾患が類型化されており、その中から自院の診療の対象とする疾患を選び、その数値をまとめ、一定の処理(目標に対してのフィルターを通すことで調査結果を見やすくする)をして利用する必要があることです。この点の処理を、間違えないようにしなければなりません。この点は、調査会社によりノウハウの違いが出るところでしょう。(そこが、各会社ごとのセールスポイントになる箇所だと思われます)
posted by ハル at 22:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 診療圏調査(市場調査)について | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック