ハルです、こんにちは。
医療ビル、医療モールと呼ばれる集合医療施設は、今日、住民の認知度が高く評価も悪くないです。ただ、医療ビル医療モールでの開業にはメリット・デメリットがあります。今回は、その再検討をしてみます。
(メリット)
1、複数の医院、クリニック(診療所)が集まることによる集患面での相乗効果が得られる。
2、他の入居医院との診診連携が取りやすいため、専門性の特化がしやすい。
3、科目のニーズのある地域であれば、駅から遠くても集患が見込める。
4、単独開業に比べて自院の認知が早いため、比較的集患が楽です。
5、調剤薬局が併設されていることが多く、その点でもメリットが高い。
6、敷地内に駐車場が完備されていることが多く、患者の利便性が高い。
以上がメリットの主なところです。
(デメリット)
1、医療機関と物販店、飲食店(酒を提供する飲食店)など他業種混在の場合、自院のイメージを損なう場合があり、患者がマイナスのイメージを持つ可能性がある。
2、同居の開業医間の関係がうまくいかなかった場合、対処に困難が伴う。
3、他の入居医院の悪い評判の影響を受ける場合がある(受付、待合室など共有している場合など)。
4、開業準備の際、内装業者など各種業者が指定されている場合がある。
5、初期・運営コストが比較的高い場合がある。
このように医療ビル、医療モールでの開業には、色々なメリット、デメリットがあるので、その点を緻密に検討する必要があります。
ただ、ハルとしては、開業場所としては、条件付きながらメリットが高いと考えます。次回その点につき書きます。