まず、医療モールの構成(内容)ですが、基本形は、内科系が1施設、整形外科が1施設、耳鼻咽喉科が1施設、眼科が1施設です。そして、集会施設が1〜2部屋です。さらに薬局が1施設です。それぞれの施設の規模は、内科系が40〜50坪、整形外科が60〜80坪、耳鼻咽喉科が30〜40坪、眼科が30〜40坪です。薬局は、30坪前後です。集会施設は、20坪1部屋、30坪1部屋です。
内科、整形外科、耳鼻咽喉科、眼科の各施設を設けるのは従来と同じですが、ポイントは「集会施設」を設ける点です。集会施設を設ける点は、その施設を高齢者を中心に色々なセミナーや集会を開催する点です。更に後述する、農業を身近なものにする為に集会場で周辺地域の農家さんから野菜や果物の展示即売会を随時開催します。
例えば、食に関係するセミナーでは、高齢者向けの「体に良い食事は」「元気を維持・増進する食事は」「少食は、体に良い」等です。食は、生きる上で最重要です。その為の知識や良識を伝えていきます。健康維持に関するセミナーでは、「散歩の実践法」「趣味にするスポーツ案内」「睡眠のとり方」等々です。中高年者には、「運動の進め方」「食の進め方」「元気になる言葉の使い方」等です。
高齢者の活性化に農業は、非常に有効だと考えています。以前に書きましたが、ハルも埼玉県加須市の知り合いの農家さんで、畑を借りて野菜作りしてますし、所沢市では兄が100坪程の土地を買い、そこでも畑を運営しています。その実践で確信したのは、「土に触れることは、体を活性化する」という点です。土に触れることで、心身ともに活性化します。農耕民族のDNAを持つ日本人には、農業が非常に重要だと考えています。
次回では、更に詳述します。