今日から、数回にわたり新型医療モール・医療ビルの開設の進め方を述べていきます。今回は、候補物件(土地又は建物)の選定ポイントを書きます。
新型医療モール・医療ビルであっても一般の医療モール・医療ビルと選定は同じです。立地、診療圏調査、概算の事業計画を立て総合的な判断をします。
まず、立地ですが、人口が多く、平坦地で物件の認知度が高いものがベースです。商業地がベストですが、住宅地でも良いです。ポイントは、近隣で各種の農作業ができる立地が大事です。新型医療モール・医療ビルの機能で「高齢者の元気化」の進めるのに農業体験をポイントに置いているので不可欠な要素です。ただ、大規模な農作業をしないので、周辺の農地は、小規模でも良いと考えています。
新規の医院開業ですので、当然に診療圏調査は必要です。ハルの処では、診療圏調査には今まで大きな失敗は無く、成功事例が大半なので、従来の診療圏調査をベースに更に地域住民、特に高齢者の聞き取り調査を100人以上の規模で行います。これが調査のポイントだと考えています。その他、設置する医療モールの概算の事業計画を検討します。
以上の作業を行い、事業として問題無く進めれるか検討します。