2020年02月06日

今後の医院・クリニックの経営B

前回の続きです。

 方法論について書きます。まず、場所です。当初は、自院の待合室を使います。それほど参加者を集める必要はないと考えます。5、6人でいいでしょう。増えてきたら、近隣の集会所や貸会議室を使えばいいです。

 次に、頻度です。月2回(2週に1回)でいいでしょう。人気が出てきたら。状況を見て増やせばいいです。内容は、院長や看護師が話す健康情報が1回目、2回目は、患者さんの中で自分の趣味を話したいという人に話してもらいます。

 ハルもこの点は、数回実践しています。また、仕事柄研究しています。ご質問のある先生や医院・クリニックの方は、メールでお問合せ下さい。

 医院・クリニックは、社会の中で重要な機能(人々の命、健康を守る)を持っています。その機能に少しプラス(付加価値)するのです。それは、「元気かつ意欲的に生活する支援」です。これを実践するのは、大変ですが、成果が出てくると仕事の喜びが出てきます。少しずつやってください。
posted by ハル at 07:21| 東京 ☀| Comment(0) | 医院開業と高齢者医療 | 更新情報をチェックする

2020年02月05日

今後の医院・クリニックの経営A

ハルです、こんにちは。

今日は、前回の続きです。


高齢化社会は、決してネガティブな社会では無いとハルは考えています。確かに、社会の生産性は、減少するでしょうが、反面高齢者の経験を活かせば、充実した社会が築けると考えます。その為には、高齢者を元気且つ健康にすることです。この2点を満たすには、医療の充実が必須です。

 健康や命を守るのが、医療の使命です。そして、元気にすることも医療の使命だと思います。この元気にする点を、今一度医療機関は、検討する必要があると考えています。

 この点でハルの考えを書きます。医療機関特に医院・クリニックは、患者さんとの接点が密ですから、これを利用すべきだと考えます。

 まず、「自院を情報発信の場にする」ことです。次に、「高齢者の集合所」にするのが良いでしょう。前者については、院内セミナーや患者さん達の勉強会を定期的に開催するのです。後者については、趣味の会や各種の発表会の場を提供するのです。それぞれ難しくて煩雑、余裕が無いというでしょうが、方法論は、あります。次回それを書きます。
posted by ハル at 19:57| 東京 ☀| Comment(0) | 医院開業と高齢者医療 | 更新情報をチェックする

2020年02月04日

今後の医院・クリニックの経営@

ハルです、こんにちは。

 節分を終わり、罪穢れを払ったでしょうから、いよいよ新しい年を進みましょう。新型ウイルスが広がっています。早めに収束することを祈ります。

 今年から、本格的な不況に突入するという観測が多くなっています。ハルもそう考えています。それを念頭に置いて、開業を考えると、従来の考え方にいくつかプラスする発想が必要かと思います。まず、@不況に対応する発想、次にA将来を見据えた発想です。

 @の発想は、経済情勢が厳しくなるので、医院クリニック経営を不況に強い運用にすることを考える事です。まず、諸経費を抑える発想、収入を確保しアップする発想です。それぞれ簡単ではないですが、できます。院長も経営者ですから勉強すれば、上手く行きます。

 Aの将来に対する発想ですが、日本の高齢化を中心に置いた発想をすべきです。老人を元気にし意欲的に生きる応援をすることです。これについては、次回にハルの考えを書きます。
posted by ハル at 11:22| 東京 ☀| Comment(0) | 医院開業と高齢者医療 | 更新情報をチェックする

2016年09月23日

社会問題を踏まえての開業

ハルです、こんにちは。

 ハルは、今後の社会情勢に大きな危機感を持っています。まず、@天災地変の多発化、次に、A日本をはじめ世界中の経済情勢の著しい低迷、そして、B日本の超高齢化社会のさらなる加速化です。

 @ 天災地変の多発は、地震を始め台風、大雨等、今までになく規模が大きくなり被害も大きいと予測されています。地震や台風は今後も頻発し、大きな被害をもたらすという論調が強いです。勿論、発生が少なく規模も小さく済めばいいです。しかし、私も直感では、そんなに甘くはないように思います。

 A 経済情勢の低迷化は、世界中が大なり小なり陥っているようです。まだ、日本はいい?のかもしれません。しかし、来年から日本も本格的に経済情勢が混迷を深め低迷するようです。

 そして、B 超高齢化です。私は、現在、この点が最大の気がかりです。世界でも例を見ないほどの高齢化率の進み方だと思います。現に私の出身の岩手県花巻市は、平成27年で32.1%が高齢者です。全国の地方を見ると、3割を超えるところが大半でしょう。2025年には、日本全体で高齢化率が30%を超えるようです。私も70歳になっています。

 さて、この3つの問題に我々はどう対応すべきかです。特に、先生方は、続きを読む
posted by ハル at 18:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 医院開業と高齢者医療 | 更新情報をチェックする

2016年05月04日

高齢者向けの医院、クリニックの機能@

ハルです、こんにちは。

一昨日に続き具体策を説明します。

まず、「地域の高齢者コミュニティー化」の具体策です。一昨日、書きましたが、その目的は、「高齢者が名実ともに自立できる集いの場を確保する」ということです。今後、日本は経済環境が劣化し、不況が一段と進みます。その結果、過半数の人々が経済的な貧困に陥るとハルは考えています。そして、超高齢化社会の登場です。最低限の生活を確保しながら、文化を発展させるには、おのずと高齢者の活動が期待されると考えます。その点で、高齢者の自立を図る仕組みが必要だと考えます。それが「地域の高齢者コミュニティー」です。

内容は、まだまだ模索中ではありますが、次のように考えています。医院、クリニックと併設してコミュニティースペースを作り、続きを読む
posted by ハル at 09:38| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 医院開業と高齢者医療 | 更新情報をチェックする

2016年05月02日

高齢化社会と医療の役割

ハルです、こんにちは。

今日から数回に亘り「高齢者に対する医院、クリニックの機能強化の提言」をします。医院、クリニックしてのメイン機能はなんでしょうか。大きく分けて3つあると考えます。@患者の病気の治癒、A患者の病気の予防、B患者の健康維持の教育。

高齢者の患者に対しても機能は同じですが、高齢者に対しては、今後AとBの機能を強化する必要があると考えます。特にBの機能の強化及び展開が必要だと考えています。理由は、医療費の抑制と社会の貧困化及び沈滞化の防止の為です。

今後は、日本も本格的な貧困化を迎えてくると考えます。不況の進展及び高齢化の拡大、そして政治の怠慢(これは結局我々の動きの問題です)がその理由です。今からその防止策を取れば、悲惨な社会の出現を避けれると考えています。まだ、遅くはないので早急に各医院、クリニックが手を打つ必要があると思います。

具体策を書きます。まず、続きを読む
posted by ハル at 16:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 医院開業と高齢者医療 | 更新情報をチェックする

2014年10月22日

高齢者向けのイベント紹介(3)

ハルです、こんにちは。

昨日に続き、高齢者向けのイベントについて書きます。内科や整形外科の医院・クリニックの場合、時々高齢者向けの院内イベントを開催してはいかがでしょうか。目的は、「通院中の高齢者の患者さんを元気にする」ためのイベントです。副次的効果は、集患・増患対策です。

日頃、待合室などでは、笑い声は聞けないでしょう。しかし、たまには笑い声でいっぱいにするのも面白いと考えます。人間には、「笑い」が各種の面で良い効果をもたらすようです。ですから、医療機関としては、是非笑いも取り入れて欲しいのです。

笑い声が聞こえる医院・クリニックなんて素敵ではありませんか。否、最先端を行く医療機関だと考えます。

そんなイベントをやりたい先生、ご相談ください。下記のメールアドレスに連絡をください。

medilink@tky2.3web.ne.jp



posted by ハル at 14:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 医院開業と高齢者医療 | 更新情報をチェックする

2014年10月21日

高齢者向けのイベント紹介(2)

ハルです、こんにちは。

昨日の続きです。私が、何故このイベントを企画し実行したかというと、「高齢者を元気にするため」です。さらに言えば、自分の老後のためでもあります。

今の高齢者(65歳以上)の多くは元気がないと思います。色々な原因がありますが、やはり高齢者に対して、社会全体が尊敬と感謝を持たないからだと思うのです。「明日は我が身」として、皆が自分の問題として捉える必要があります。

私は、自分の為にこのイベントを今後広げます。「笑い」は、心身ともに大きな効果があると思います。

日曜日のイベントでも
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posted by ハル at 20:26| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 医院開業と高齢者医療 | 更新情報をチェックする

2014年10月20日

高齢者向けのイベント紹介(1)

ハルです、こんにちは。

昨日は、私の知り合いの漫才芸人さんと横須賀のデイサービスセンターで高齢者向けのお笑いショーのイベントを行ってきました。今夏より企画し実施したのです。

このイベントの目的は、施設に入っている高齢者の方を楽しませ(特に大笑いをしてもらう)、元気になってもらうものです。

ショーの出演者は、春風こうた、ふくたさん(漫才師)と青空麒麟児(紙切り芸人)さんです。ショーの前半は、青空麒麟児さんの紙切りで、後半は春風こうた、ふくたさんの達の漫才でした。前半の青空さんの紙切りは、

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posted by ハル at 10:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 医院開業と高齢者医療 | 更新情報をチェックする

2014年10月15日

高齢者の健康の問題(1)

ハルです、こんにちは。

前々回(10月12日)書いたブログをアップしていませんでした。今日アップしました。前々回の記事を読んでください。

私が、高齢者の健康問題を重要だと考えるのは、次の理由からです。@私は来年還暦を迎えるので、まさに自分自身の重要な問題でもあること。A高齢者の健康問題は、社会見過ごすべからずな重大問題であること、が大きな理由です。

まず@ですが、続きを読む
posted by ハル at 11:18| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 医院開業と高齢者医療 | 更新情報をチェックする

2014年10月12日

高齢者問題について

ハルです、こんにちは。

私も来年は還暦です。そのためか高齢者問題については、特に強く意識するようになってきました。自分の問題だと考えるようになってきたからです。高齢者問題については、種々の問題があります。いずれも大事な問題ですが、特に次の点が私は重要だと考えています。

@「生きる意欲の問題
A「健康の問題
B「お金の問題
C「家族の問題

Aの健康の問題は、先生方の仕事に直接かかわる問題です。それもしばらくすると先生自身の問題にもなってきます。そこで、今後は、随時、この「高齢者と健康の問題」について考えようと思います。このことは、医院・クリニックの開業問題にもかかわる問題なので、じっくり考えようと思います。
posted by ハル at 18:16| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 医院開業と高齢者医療 | 更新情報をチェックする
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