ハルです。こんにちは。今日は、開業場所の重要性について書きます。
前から気になっていましたが、開業する先生方は、開業場所(物件そのもの又は、物件の立地環境のこと)の重要性を、十分に認識してるのでしょうか?どうもその認識が甘いように思われます。なぜそれを言うかというと、私が見聞きした新規開業例の中に、一見して場所が悪い(立地条件が悪い)というものが多く見られるからです。現に、集患が伸びないといって相談してくるケースの9割が、開業場所選定の失敗なのです。ですから、開業場所選定について少し書いてみます。
開業場所が良いか悪いかは、開業の成功に非常に重要な要素になります。確かに、開業の成功(主として、患者さんが多く来て繁盛していること、または医院経営が安定し院長としての仕事が楽しいこと)は、「場所よりも患者対応だ」ともいわれますが、それは一面正解です。しかし、患者対応が良いだけでは駄目でしょう。「場所が良くて且つ良い患者対応です」。なぜなら、場所が悪いと、開業の成功が5年後とか10年後というように、長い時間がかかるからです。やはり成功は、2、3年で達成し、その後は、順調に経営が安定していくのが合理的・理想的だと思います。特に今後は、多くの地域で開業医間の競争が激化します。ですから、開業場所選びは慎重に行う必要があるのです。これは私が開業のコンサルティングを行う上で一番力を注ぐ点です。
(10月11日追記)
7月22日<開業準備で大事なことはパート2>でも、開業場所の重要性について説明しています。読んでみて下さい。
次回は、「どんな場所が良い開業場所か」そして「合理的に行う場所選び」について本音を書きます。
posted by ハル at 19:04| 東京 ☀|
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開業場所選定、不動産契約について
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